研究会開催案内

第31回認知リハビリテーション研究会

 

例年通り認知リハビリテーション研究会を開催いたします。認知リハビリテーションの現場で困っていることについて、ぜひみなさまで活発な議論を交わしましょう!

以下に詳細な案内がありますが、次のURLでもご覧になれます。

https://drive.google.com/file/d/17Vb8nZrg3qgRScSgzgFyJQW2heY-pDHt/view?usp=sharing

 

日時:2021年10月16日(土) 受付開始13:30  開会14:00

開催方法:現地とWeb配信のハイブリッド開催です

*現地:慶應義塾大学病院2号館11階中会議室

〒160-8582 東京都新宿区信濃町35  最寄り駅JR総武線「信濃町」

*Web配信:https://us02web.zoom.us/j/89317821613?pwd=ZERHdWRnSll1bVg5c0RSUjgrRnovZz09 

Zoom meeting: ミーティングID: 893 1782 1613,  パスコード: 521337

*慶應義塾大学病院は院外・院内とも工事中です

*正門から1号館の正面玄関に入り、「2号館」の表示に沿って左手にお進み下さい

*入館時はマスクのご着用をお願いいたします

 

参加費

*年会費を納めている当会会員は参加無料です。年会費を納めていない当会会員の方は、

https://crs.smoosy.atlas.jp/mypage/login にて年会費を納めてください

*会員外の方:事前に当日会員として登録し、参加費5,000円をお振り込みください

会員登録はこちら https://crs.smoosy.atlas.jp/ja

 

お願いとお知らせ

*Web参加者は所属と名前を明記してからZoomミーティングに入ってください

*Web参加者は音声をミュートにして、質問はチャットでお願いいたします

*写真やビデオの撮影・録音はご遠慮ください

*現地参加の方は会場入口での手指消毒、会場内でのマスクご着用をお願いいたします

*会場に飲料の持ち込みは差し支えありません

*現地で年会費の徴収はいたしません。事前にお振り込み下さい

*本会は日本作業療法士協会のポイント付与対象です

 

進行

*カレント・セミナー : 講演30分   質疑応答10分

*一般演題 :     発表時間15分  質疑応答5分

 

連絡先

認知リハビリテーション研究会事務局 cognitiverehabilitationoffice@gmail.com


タイムスケジュール

14:00 開会の挨拶        三村將 慶應義塾大学医学部精神神経科

 

14:05~14:45 一般演題 認知リハビリテーションⅠ 

座長:立石雅子 日本言語聴覚士協会

 

1. 多角的な介入が必要であった若年失語症例 

近藤郁江 江戸川病院リハビリテーション科

要旨:40代、女性。脳梗塞発症後、もやもや病と診断。バイパス術後、急性硬膜外血腫、左側頭頭頂葉梗塞発症。中重度流暢性失語症を呈し、発症9ヵ月時から当院にてリハビリテーション開始。発症14ヵ月時にうつ病と診断。言語訓練と並行し、仕事・生活・経済面を含め環境調整実施。環境面の安定に伴い、発症後23ヵ月時頃から機能回復訓練が軌道に乗り始めた。若年発症で複雑な背景を有する本例には、多角的な介入が必要かつ有効と考える。

 

2. 両側被殻出血後に視覚・聴覚の感覚過敏が生じた一例の神経心理学的検討 

有川瑛人 原口友子 医療法人玉昌会加治木温泉病院総合リハビリテーションセンター

窪田正大 鹿児島大学大学院保健学研究科

大田 篤 鹿児島大学病院 リハビリテーション科

飯干紀代子 志學館大学人間関係学部心理臨床学科

要旨:症例は40歳代の男性.X年に脳出血を発症.頭部CT上,両側の被殻に病巣を認めた.発症直後は右片麻痺,全失語の状態であったが,数ヵ月で日常生活が可能なレベルまで回復した.経過とともに視覚・聴覚の感覚過敏や羞明感を訴えるようになった.眼科,耳鼻咽喉科,内科,脳血管内科など様々な診療科を受診し精査したが,原因は特定できなかった.本症例が呈した視覚・聴覚の感覚過敏,羞明感について神経心理学的な観点から検討した.

 

 

14:50~15:50 一般演題 認知リハビリテーションⅡ

座長:早川裕子 横浜市立脳卒中・神経脊椎センター

 

3. 心室細動による心停止後の高次脳機能障害

船山道隆 黒瀬心 高田武人 足利赤十字病院神経精神科

清水裕介 荻野聡之 足利赤十字病院神経精神科 杏林大学病院高度救命救急センター

川島広明 松川勇 中島明日佳 足利赤十字病院リハビリテーション科

要旨:心室細動による心停止から患者は、神経学的所見は比較的良好であるものの、記憶障害や注意障害などの認知機能の低下が残存することが報告されている。しかし、認知機能の低下の特徴は十分に詳細には調べられていない。また、MRIなどの形態画像所見は正常であることが少なくない。今回われわれは足利赤十字病院神経精神科の高次脳機能外来に通院する7例の心室細動後の高次脳機能障害について、SPECT所見を含めて詳細に報告する。

4. 脳外傷による心因性多飲の一例のリハビリテーション治療経験 

青木重陽 神奈川リハビリテーション病院リハビリテーション科

要旨:40歳代、男性。重症のびまん性軸索損傷を受傷。受傷6年後に1日5Lの多飲を主訴に当科に入院。負荷試験で心因性多飲と診断され、高次脳機能障害の影響が考えられた。行動変容を目的に、①障害教育②ストラテジーの使用③日課のある活動と環境調整を軸としたリハビリテーション治療を行った。1日約2.5Lの飲水に変容できたが、自宅での般化が難しかった。重症高次脳機能障害例の行動変容治療の有効性と課題を考察する。

 

5. 高次脳機能障害者への通院グループ訓練「通院プログラム」リモート版の試み

永井喜子 神奈川リハビリテーション病院 総合相談室

殿村 暁 白川大平 神奈川リハビリテーション病院 心理科

露木拓将 松元 健 神奈川リハビリテーション病院 職能科

青木重陽 神奈川リハビリテーション病院 リハビリテーション科

要旨:当院では高次脳機能障害者への通院グループ訓練(通称:通院プログラム)を実施してきている。しかし2019年を機に新型コロナウィルス感染症(COVID-19)による緊急事態宣言により、従来のプログラムを急遽リモート方式に切り替えて実施せざるを得なくなり、現在もこの状況が続いている。対面よりも緊張感が少なく、発言がスムーズに行われるなどリモートによるメリットも感じている。今回はこの経験を報告する。

 

15:50~16:00休憩

 

16:00~16:40 カレント・セミナー1

司会:山縣文 慶應義塾大学医学部精神神経科

 

発達障害の就労支援における先進事例 -ニューロダイバーシティの視点から-

鈴木慶太  株式会社Kaien 代表取締役

 

 

16:45~17:25 カレント・セミナー2

司会:三村將 慶應義塾大学医学部精神神経科

 

遠隔で行う神経心理学的検査 -信頼性と実用性の今とこれから-

飯干紀代子  志學館大学人間関係学部心理臨床学科 教授

 

 

17:30 閉会の挨拶

青木重陽 神奈川リハビリテーション病院リハビリテーション科v